
2025/12/5に実施した清心中学校1年の皆さんの感想文です。
清心中学校のホームページでも本授業について紹介されています。

1年A組
Aさん
今回「驚きの味覚体験」を通して、一つの葉やタブレットによって味覚が変わるのはとてもすごいと思いました。
肉食・草食また動物・人間によって味蕾の個数が変わってくることを今回初めて知って、とてもおもしろかったです。 特にナマズなど、水の味を通して近くに獲物がいることが分かるのはすごいと思いました。獲物のおいしい味なら、ではどんな味がするのか気になりました。
味蕾は味が分かるだけでなく、ナマズやハエなどにとっては命を守るために大切なものなんだろうなと思いました。
本当にミラクルフルーツを食べた後のグレープフルーツジュースがおいしくなってびっくりしました。 ライオンなど特定の動物しか食べない動物は味蕾が人間より少なく、色々な動物や植物を食べる動物は味蕾が人間より多いなど、一つ一つの動物によって味蕾の個数や役割が変わることを知って、とてもすごいと思いました。
ミラクルフルーツ、ギムネマ以外の味覚を変える植物をもっと調べたいです。
|
Bさん
ギムネマを食べる前と食べた後に、砂糖とチョコレートを食べたけれど、砂糖はあまり変わらないと思ったけれど、チョコレートの方は「The 純カカオ」みたいな味がしてびっくりしました。
ギムネマやミラクルフルーツを食べると甘さやすっぱさがなくなるのがとても不思議でした。他に舌や上あご、喉にある味蕾のへこみがふさがったりして、その味が感じられなくなることを知ることができました。
また、その味蕾の味の感じ方を教えてもらった時、血液検査に似ているなと思いました。それぞれの味蕾、細胞に形があるのにも興味深さを感じました。
味蕾の多さは動物の種類や年齢にも差があり、住む場所や環境に合わせて体がつくられていることもよく分かりました。
ギムネマは甘さをなくして、ミラクルフルーツはすっぱさをなくすのを知ったけれど、辛さや苦さを消すものがほしいと思いました。
島村のコメント
時間の関係で紹介できませんでしたが、辛さは味ではありません。やけどをしたのと同じようなことです。そのため、辛さを無くすということはある意味危険です。但し、若干減らす方法はあります。
苦味についても人工的に作られたものですが、リポタンパク質という成分(花王で開発)を舌に塗ると、苦味が1/4位になるものも既に実用化されています。
|
Cさん
生き物によって味蕾の数と場所と役割が違うということを知って、面白いなと思ったし、例で挙がっていた生き物以外の生物の味蕾の数・場所・役割を知りたいと思った。
また、人間は赤ちゃんの時よりも色々な経験や学習をして、成長した方が味蕾の数が減ったり、食べられる物が増えるという話を聞いて、人間以外の生物でも成長するにつれて味蕾の数が増えたり減ったりするのかも気になった。
実際にミラクルフルーツタブレットやギムネマを使った実験を経て、本当に味が消えたり変わったりして面白かった。 これですごいで終わらせず、この仕組みを利用して味覚教育や医師と共同で糖尿病患者のお守りに役立てられている島村先生もすごいと思いました。
「味」という身近なものでも知らないことがたくさんあって面白かったです。
|
Dさん
味を感じるには、舌や喉、上あごにある味蕾で感じられることを初めて知りました。
動物の食べ方や体の構造で味蕾の数が変わるというのも初めて知りました。
ギムネマやミラクルフルーツを食べた後に、本当にすっぱいものが甘くなって、人の体は不思議だと思い、もっと人の体を知りたいと興味を持ちました。 ミラクルフルーツなどを使うと、甘い物が食べられない人にとてもいいと思いました。とても便利なミラクルフルーツやギムネマをもっと他の人に知ってもらうために、家族に今日のことを話したいです。
16歳の頃から研究を始めてタブレットにすることができたりして、努力は大きく報われるんだと思いました。私も興味を持つことを探して熱中したいです。
|
Eさん
人間は意外と味が分かっていないと思った。固体のままだと味を感じないのはとても驚きだった。塩味を強く感じさせるスプーンなど、人間の味覚を簡単に変えられるようになった現在の研究・技術に興味がわいた。
味蕾は一つで複数の味を感じられないことは分かったけれど、甘味・苦味など、味それぞれの味蕾は同じ割合であるのか、人間以外の生き物の割合も気になった。
もし同じ割合でないなら、割合は全人類共通なのか、個人差があるのかも気になる。
また、味蕾が舌にあるとは限らないこと、「おいしい」と感じるものは生きるために必要なものだということも初めて知った。味の感じやすさは味ごとに違うこともとても面白かった。
|
Fさん
今日、味覚について知って、舌の構造や植物のことなど、知らないことが沢山で、興味津々でお話を聞かせていただきました。 味蕾は高齢の方が多いものだと思っていましたが、赤ちゃんという真逆の答えで驚きました。
また、動物によって味蕾の数や場所が違うのも、それぞれが生きのびるために必要な能力だからと新しい知識を得ることができ、私たち人間は口で良かったと思いました。
私は果物がほとんど全部嫌いなのですが、今度、頭の中の考え方を変えて一つ食べてみようかなと思うことができました。
高校一年生でこんな難しそうなことを研究していたなんて、私も見習いたいと思いました。他の動物の味覚、味蕾についてもっと調べてみたいです。授業はすごく楽しく、興味深かったです。
|
1年B組
Aさん
私はいつもご飯を味わわずにバクバクと食べていました。でも今日の講義を聞いて、もっと味わって、五感でも味わいながらゆっくり食べようと思いました。
私は好き嫌いが多く、特にバナナ、ゴーヤ、ピーマン、ナスが大嫌いです。でも、少しずつ食べられるようになればいいなと思いました。
私は興味を持ち調べてもそこまで深くは調べないし、すぐ飽きてしまいます。だから、学生の頃興味を持ったことをずっと研究し、調べた島村先生を本当に尊敬します。私も何かに興味を持って調べて、また調べて研究して、夢中になれるものを見つけられるように、いろいろなことを体験し、話を聞きたいです。
ギムネマは初めて聞いた植物だったので、最初は「?」だったけれど、まさか甘さを消してしまうなんてびっくりでした。ミラクルフルーツの錠剤は梅の味がしました。なめると本当に酸っぱかったレモン、グレープフルーツの飲み物が甘くなりました。
味覚の仕組みを少しだけど知ることができてよかったです。私の嫌いなピーマン、ゴーヤなどの苦味も知りたいと思いました。
|
Bさん
ギムネマやミラクルフルーツの存在を知らなかったので、今日学んだことはどれもおもしろく、楽しかったです。 口の中や味蕾の仕組みもよく分かったし、味蕾の数やその秘密もよく学ぶことができました。
自分にも両親にも嫌いな食べ物があるのですが、島村先生が教えてくださった①頭の中の考えを変えること、②本人が直そうと思うこと、をふまえて再チャレンジしてみようと思います。
ギムネマの味は苦いというよりサニーレタスのような味だったと思います。ミラクルフルーツは梅干しみたいな味でおいしかったです。 家に帰ったら家族ともう一度実験してみようと思います。そして家族の中で一番味について詳しい人になりたいです。
|
Cさん
私が今日の実験やお話の中で学んだことは二つあります。 まず一つ目が、大人の味蕾より子供の味蕾の方が多いことです。私は今日までずっと大人の味蕾の方が多いと思っていたのでびっくりしたし、特に赤ちゃんには12,000個の味蕾があるということにも驚きました。私には苦手な食べ物があるのですが、少しずつ克服できるようにがんばりたいです。
そして二つ目は味の変化です。最初チョコや砂糖を食べた時は「あまくておいしい」という感想だったのに、ギムネマの葉を食べてもう一度チョコや砂糖を食べた時には、味がせず食感だけが残って驚きました。
更にミラクルフルーツも同様に、前すっぱいと感じていたグレープフルーツやプレーンヨーグルトも、とても甘く感じることができたので、とてもおもしろく、これから自分でも色々な食材で試してみたいと思いました。
|
Dさん
味を感じる仕組みは、食べ物の成分が「鍵」、味蕾が「鍵穴」と例えると分かりやすく、それぞれの味に対応した味蕾が反応するとスイッチが入り、味を感じることが分かりました。
また、味蕾の数は草食動物が多く、肉食動物は少ないことにも驚きました。人間の赤ちゃんには約12,000個もの味蕾があるという話もとても印象的でした。
動物にとっての味覚は、生きていく上で必要なものを「おいしい」と感じるための機能であり、人間の場合は経験や学習によって同じ味覚でも感じ方が変わることにも驚きました。味覚が分かるということは、とてもありがたいことなのだと初めて実感しました。
ギムネマは甘さを抑えて苦味を感じさせ、ミラクルフルーツは酸っぱいものを甘く感じさせますが、これは食べ物の味を変えているのではなく、舌にいたずらをして一時的に味覚を変えているだけだということも興味深かったです。
もらったタブレットとギムネマで、これからいろいろな食べ物に挑戦してみたいと思いました。
|
Eさん
人は食べ物をおいしく食べるために味蕾があるけれど、ウサギや牛は食べられる草を判別するためだったり、ナマズは目の代わりにエサや敵を判別するために味蕾があると知ってびっくりした。
味蕾も人で6,000~9,000個あって、ナマズは200,000個も味蕾があって、自分が思っていたよりも多くてびっくりした。人とちがって動物は生きていく上で役に立つものを美味しいと思っていて、動物の世界は大変なんだと思った。
味覚によっては舌の感度が変わっていて、甘味は舌の感度が低くて、苦味は舌の感度が高いと知ってびっくりした。
好き嫌いは味が原因のものしかないと思っていたけど、他にも雰囲気や経験によって好き嫌いが作られると知って、もしかしたら自分にも味が原因ではない好き嫌いがあるのかなと思った。
ギムネマの実験では本当に砂糖の味がなくなって、甘くない砂糖は美味しくはないけれど、新鮮で食べていて楽しかった。ミラクルフルーツの実験ではレモンヨーグルトやグレープフルーツジュースが、食べる前は酸っぱかったけど、食べた後では本当に甘くなってびっくりした。今度、何か別の酸っぱいもので実験してみたい。
|
Fさん
人間にとっての好き嫌いのメカニズムは、①第一印象で大体が決まる。その好き嫌いを直すためには、その嫌いな物を食べた時の第一印象をおぎなうくらいの物を食べるのと、頭の中の考え方を変えるのと、本人が直そうと思うことが大事で、それをがんばれば好き嫌いが解消できることが分かった。
動物にとっての味覚は、草食動物の場合、消化しにくい植物のため、生きていくために体の仕組みを変化させた。コアラの場合、すばやく敵から逃げることができない。ユーカリは他の動物にとって毒であるため、ユーカリの森で生活することで生き延びた。
肉食動物の場合は草食動物を食べて栄養をとるが、獲物を食べる順番はフルコースのように決まっている。生きていく上で役に立つものがおいしい。これが動物の味覚である。
また、最近はファストフードや加工食品ばかり食べていて、味覚障害になりやすい傾向があるため、あまり食べない方がいいと分かった。
|
|