ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト(ミラクルフルーツ・味覚・ギムネマ・ミラクリン・食育・ミラクルフルーツ)

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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2024/3/11に実施した清心中学校2年の皆さんの感想文です。
清心中学校のホームページでも本授業について紹介されています。


2年A組

Aさん 

 ミラクルフルーツとギムネマという言葉を初めて聞いたときは、どんなものなのか想像できませんでした。しかし、先生のお話を聞き、実際に体験してみることで、今まで「食べればその味がするのが当たり前」と思っていた自分に気づきました。口の中でどのように味を感じているのか、その仕組みを知ることができて、改めて体のつくりは自分が思っている以上にすごいものだと感じました。
 成人の味蕾はおよそ6000〜9000個で、人間で味蕾が最も多いのは赤ちゃんだという話も印象に残りました。成長につれて味蕾がどのように少なくなっていくのか気になりました。私のイメージでは、口内炎が治るときのように「いつのまにかなくなっている」という感じなのですが、実際には違う仕組みで減っていくのか知りたいと思いました。
 また、先生が話していた好き嫌いのメカニズムの①第一印象、②雰囲気、③経験のどれが自分の嫌いな食べ物に当てはまるのか、それとも自分が忘れてしまっている出来事が原因なのかも気になりました。先生のお話の中で答えが出ていたらすみませんが、改めて考えてみたいと思いました。

島村のコメント
 とても良い質問です。
 まず、「赤ちゃんに多い味蕾が成長するにつれて、どのようになくなっていくのか」ですが、口内炎が治るときのように、できていた味蕾が突然一つずつ消えてなくなる、というイメージとは少し違います。味蕾をつくっている味細胞は、一生同じ細胞を使っているわけではなく、古い細胞から新しい細胞へと常に入れ替わっています。成長に伴って口の中の構造も変化し、乳幼児期には舌以外にも広く分布していた味蕾が減少していきます。そのため、「ある日味蕾がなくなった」と感じるような変化ではありません。
 もう一つの「嫌いな味だから嫌い」という質問も面白いですね。これは必ずしも①第一印象、②雰囲気、③経験だけですべて説明できるものではありません。例えば苦味や強い酸味など、人間が本能的に警戒しやすい味もあります。また、食べ物の味やにおい、食感などに対する感じ方には個人差があります。
 一方で、自分では理由を覚えていなくても、過去の経験が好き嫌いに影響している場合もあります。以前食べて気分が悪くなった、嫌な雰囲気の中で食べた、無理に食べさせられた、といった経験が、その食べ物への印象として残ることもあります。



Bさん 

 自分の味覚を変化させる実験を通して、食において味がどれほど大切なものなのかを改めて再確認できたと思います。ギムネマをかじったあと、砂糖が無味になってしまった瞬間、子どもの頃にコロナウイルスに感染したときのことを思い出しました。一時的な味覚障害でしたが、食欲がなくなってしまい、生活に大きな影響が出た経験があります。五感の中で一番優先度が低いと思っていた味覚が、実際になくなるとどれほど生活を左右するのかを考えさせられ、とてもゾッとしました。
 一方で、ミラクルフルーツの実験では、苦手なレモンやグレープフルーツを一時的に食べられたことが良い思い出になりました。舌のつくりや味蕾の存在について初めて知ることができ、また一つ新しい知識が増えたと感じました。
 身近な人に今回の内容を教えてあげることで、自分の理解も深まり、味覚への興味や視野をさらに広げていきたいと思います。



Cさん 

 今でもあまり名前を知られていないミラクルフルーツやギムネマが、糖尿病の人や高齢者のためにとても役立っていることを知り、驚きました。また、味蕾の数の違いやその理由についても知ることができ、とても勉強になりました。「うま味」は食文化の違いによって日本人が発見したという話から、食文化が新しい味を生み出すというのはとても面白いと感じました。
 さらに、普段甘いものをよく食べる人や、しょっぱいものをよく食べる人など、食生活に偏りがある場合、味蕾の鍵穴の種類に差が出るのか気になりました。例えば、甘いものをよく食べる人は甘味を感じる鍵穴が多く、塩味の鍵穴は少ないのではないかと考えました。このこと以外にも疑問がたくさん生まれ、自分でも調べてみたいと思いました。

島村のコメント
 とても良い疑問ですね。
 甘い物をよく食べているから甘味を感じる「鍵穴」が多くなり、塩辛い物をあまり食べないから塩味を感じる「鍵穴」が少なくなる、というように、普段食べている味によって鍵穴の種類の割合が単純に変わるわけではありません。 講義では分かりやすく「鍵と鍵穴」に例えましたが、この「鍵穴」は味を感じるための受容体などを表しています。甘味、苦味、うま味などは、それぞれに対応する仕組みによって感じ取っています。
 一方で、普段から濃い味付けや強い甘味に慣れていると、その味の強さが「いつもの味」になり、薄い味では物足りなく感じることがあります。これは単純に鍵穴の数が増えたり減ったりしたからではなく、味覚から入ってくる情報と、それまでの食経験や学習などが関係しています。
 そのため、「普段食べているものによって味の感じ方は変わるのではないか」という考え方そのものは、とても良い着眼点です。 「鍵穴の数が変わるのでは?」と自分なりの仮説を立てたところも面白いですね。ぜひ、疑問に思ったほかのことについても自分で調べてみてください。
 また、講義で紹介した主要なうま味物質が日本人研究者によって発見された背景には、日本のだし文化が大きく関係しています。普段の食文化が科学的な発見につながったという点も、とても興味深いですね。



Dさん 

 ミラクルフルーツとギムネマという言葉を聞いたのは初めてでしたが、島村先生の分かりやすいスライドと説明のおかげで、楽しく学ぶことができました。味蕾は舌だけでなく上顎などにもあるということは少し知っていましたが、赤ちゃんの味蕾が多いことや、ナマズには約20万個もの味蕾があることなど、より深く知ることができてとても興味深かったです。
 試食を通して、自分の舌で味覚が変化することを実感できたのは、とても良い経験でした。味が分かることは当たり前ではなく、病気などで味覚を失ってしまう人がいることを知り、舌があることに感謝したいと思いました。大人になると味蕾は減っていくという話も聞いたので、これからは食べ物一つひとつをしっかり味わって食べたいです。
 また、「うま味」の成分を発見したのがすべて日本人であることや、海と陸で硬水・軟水の違いがあり、それが食文化に影響しているという話もとても面白かったです。歴史や社会が好きな私にとって、水の性質が文化に結びついているというのは新しい発見でした。さらに、硬水と軟水の違いがカルシウムなどの成分が水に溶けているかどうかだということも理解できてよかったです。
 今回のお話を通して、味蕾や世界の水の違いについてもっと調べてみたいという気持ちが強くなりました。自由研究にもぴったりのテーマだと思うので、休みの日に家族とミラクルフルーツのタブレットを使って、また実験してみたいです。



Eさん 

 私は最初、ミラクルフルーツやギムネマという言葉を聞いたことがありませんでした。ミラクルフルーツは、みかんやぶどうなどの果物が何かしら甘くなった特別なフルーツなのだろうと思っていました。しかし、島村先生の講演を聞いて、ミラクルフルーツやギムネマの仕組みを理解し、親にも説明できるようになりました。
 実際にギムネマの葉を食べてチョコレートや砂糖の甘さをなくしたり、ミラクルフルーツの錠剤を食べてすっぱいものを甘くしたりと、体験を通して味覚が変化することを実感でき、とても良い経験になりました。とても楽しく学ぶことができました。
 質問なんですが、とてもすっぱいものを食べたあと、甘いものを食べると、より甘いと感じるのはなぜですか。

島村のコメント
 とても良い質問です。強い酸味を感じた直後に甘いものを食べると、前に感じた「すっぱい」という強い感覚との違いによって、次の甘味がより強く感じられることがあります。このように、直前に感じた味が、その後の味の感じ方に影響することがあります。
 ただし、これはミラクルフルーツを食べたときのように、酸味そのものが甘味に変わっているわけではありません。また、食べる物の種類や濃度、食べる間隔などによっても感じ方は変わります。
 「いつもより甘く感じるのはなぜだろう?」と、普段の食事で自分の味覚の変化に気づいたところが面白いですね。同じ甘い物を、酸っぱい物を食べる前と後で比べてみると、自分でも確かめることができます。
 最後に、 味覚は、その食べ物だけで決まるのではなく、直前に何を食べたかによっても感じ方が変化します。


2年B組

Aさん 

 私は今日初めてミラクルフルーツとギムネマを知り、世の中にはこんなものがあるのだと、とても驚きました。2年前にコロナやインフルエンザに感染し、その後遺症で味やにおいが分からなくなったり、味覚がおかしくなった経験があったので、今回の体験は特に印象に残りました。
 ギムネマを食べてからチョコを食べると甘さが全く感じられず、味がしないことがこんなにつらいのだと改めて実感しました。以前は「まずい」と思ったものでも、味を感じられること自体がありがたいことなのだと気づきました。これからは、普段ご飯を食べるときに「今は甘味を感じられている」ということを意識しながら食べたいと思いました。
 また、妹が野菜を苦手な理由についても理解が深まりました。赤ちゃんの味蕾が約12,000個あり、苦味を「毒かもしれない」と判断する人間の本能が働くためだと知り、納得できました。味蕾は舌だけにあると思っていましたが、上あごやのどにもあるという話もとても面白かったです。
 今日は、とてもおもしろくて勉強になる講義をありがとうございました。



Bさん 

 今日、島村先生のお話を聞いて、生き物によって味蕾の数や働きが違うことを知りました。食べ物を口に入れる前に、味を感じて安全かどうか判断しているという仕組みもとても興味深かったです。特に私はミラクルフルーツとギムネマの存在すら知らなかったので、実験を通して味覚が変化することを実際に体験でき、とても驚きましたし、何より楽しかったです。
 また、肉食・草食で味蕾の数が違う理由が、人と動物の生活の違いによるものだという話も印象に残りました。味覚がどのように神経とつながっているのかなど、もっと調べてみたいと思いました。家に帰ってからも、今回学んだことを家族に話し、食事の雰囲気によって好き嫌いが変化するということを意識しながら、食事中に怒らないようにするなど、実践していきたいです。
 今日は、味覚をめぐる楽しい実験を通してたくさん驚きがあり、とても興味深い時間でした。



Cさん 

 16才で研究を始めたと聞いて、私とほとんど同じ年齢で興味を持ち、調べ続けることの大切さを改めて知りました。味にはそれぞれ専用の鍵穴があり、そこに成分がはまると電気信号として脳に伝わるという説明は、とても分かりやすく印象に残りました。資料に書いてあることだけでなく、さまざまな話をしてくださり、そのすべてが面白かったです。
 特に、よく見かける「レモン何個分のビタミンC」や「レタス何個分の食物繊維」という表示の本当の意味には、とても驚かされました。嫌いな食べ物のメカニズムの話も興味深く、私はパクチーが苦手なのですが、においがカメムシのようだと感じていたので、嫌な経験が理由で苦手になっていたのだと納得しました。
 楽しいお話をありがとうございました。



Dさん 

 とてもおもしろい講演でした。ミラクルフルーツとギムネマという言葉を聞いたのは初めてで、最初に葉っぱが配られたときは驚きましたが、楽しい実験ができて良かったです。舌がどのようなつくりになっているのか、人間と動物の味覚の違いなど、初めて聞く話がたくさんあり、とても学びになりました。
 好き嫌いの話も印象に残りました。学んだり経験したりすることで、嫌いだったものが食べられるようになるという話は、実際に昔苦手だったものが食べられるようになった自分の経験とも重なり、納得できました。大人になったらコーヒーが飲めるようになってほしいという気持ちにも共感できます(笑)。
 まだミラクルフルーツが家に3つ残っているので、また実験したり、家族を驚かせたりしたいです。とても楽しくて興味深い話を聞くことができました。ありがとうございました。



Eさん 

 私は人生で初めてギムネマを知りました。食べてみると、今まで甘かった砂糖がまるで砂のような感覚になり、とても驚きました。お話の中で味蕾が関係していることを知り、赤ちゃんには約12000個もの味蕾があるという事実にも驚かされました。その理由が、赤ちゃんが誤飲しそうな小さなカセットなどに苦味が塗られていて、それを察知して身を守るためだと知り、納得しました。
 また、動物によって味蕾の数が違うことも知り、生き物は自分の体を守るためにさまざまな仕組みが働いているのだと改めて感じました。どの生き物も、その環境で生きるための工夫が体の中に組み込まれていることが、とてもすごいと思いました。 今回の講義を通して、自分が知らないことがまだまだたくさんあることに気づきました。
 これからは、興味を持ったことを深く調べて、他の人にも伝えられるようになりたいと思います。


2年C組

Aさん 

 化学などの薬品をいっさい使わず、自然に生えている植物だけで味を変えることができると知り、とても不思議だと思いました。自然の中に味を変える効果を持つ植物が存在すること自体に興味がわきました。私は、ギムネマやミラクルフルーツがどんな環境で育ち、どんな温度や気候で生えているのかなど、調べられるところまで調べてみたいと思いました。
 また、ギムネマのように強い苦みがあり、食べたあとも苦みが続く植物を「食べてみよう」と思った人がいたことにも驚きました。先生は「赤ちゃんは最初、苦いものを食べない」と話していましたが、それでも人は苦いものを試してみることがあるのだと考えると、とても興味深いです。最初にギムネマを口にした人は、どんな理由で食べてみようと思ったのか、とても気になります。
 今回の講義を通して、もっとギムネマやミラクルフルーツについて知りたいという気持ちが強くなりました。

島村のコメント
 自然界には、人間の味覚を変化させる不思議な植物が存在します。「どのような環境で育つから、このような成分を持つようになったのだろう」と、生育環境にまで興味を広げたのはとても良いですね。ギムネマはインドなどの熱帯・亜熱帯地域に生育する植物で、ミラクルフルーツは西アフリカ原産の熱帯植物です。生育する気候や土壌などを比較してみるのも面白い研究になると思います。
  「最初にギムネマを食べた人は、なぜこんな苦い植物を口にしたのか」という疑問も面白いですね。ギムネマはインドで古くから利用されてきた植物で、現地では甘味を感じにくくする性質も昔から知られていました。しかし、はるか昔に誰が最初に口にして、なぜ食べようと思ったのかまでは分かりません。
 これはギムネマに限った話ではありません。私たちが現在食べている植物の中にも、昔の人たちがさまざまな植物を試し、その経験を長い年月をかけて伝えてきたものがたくさんあります。「植物にこんな作用がある」と知るだけでなく、「人間はどうやってそれを発見したのだろう?」と考えたところが、とても良い探究だと思います。
 ちなみに、自然の植物による作用ですが、味覚を変化させているのは、ミラクリンやギムネマ酸など植物が作り出した「物質」です。自然界にもさまざまな化学物質が存在しています。



Bさん 

 ギムネマとミラクルフルーツを初めて知り、実験をする前は本当に味覚が変わるのか信じられませんでした。しかし、実際に体験してみると本当に味が変わり、とても驚きました。ミラクルフルーツは想像していたものとは全く違い、すっぱいものが甘くなるという不思議な体験ができました。
  味は舌全体で感じ取ると教えてもらいましたが、鼻をつまむと味を感じにくくなる理由が気になりました。ほとんど知らない話ばかりで難しい部分もありましたが、実験しながら学べたことで理解が深まりました。今度は家族にもミラクルフルーツを渡して、同じ体験をしてもらいたいと思いました。
 ミラクルフルーツやギムネマがどのように育つのか、種はどんな形なのかなど、もっと詳しく知りたいことが増えました。研究を続ける中で一番大変だったことや、今も研究していることがあれば、ぜひ聞いてみたいです。

島村のコメント
 実際に体験するまで「本当に味が変わるの?」と思っていたのですね。自分の舌で確かめたことを、今度は家族にも体験してもらおうと思ったところも良いですね。
 鼻をつまむと「味を感じなくなる」と思うかもしれませんが、実際には甘味、塩味、酸味、苦味、うま味といった基本味が感じられなくなるわけではありません。食べ物のおいしさには味覚だけでなく嗅覚も大きく関係しています。鼻をつまむと、口から鼻へ抜ける食べ物の香りを感じにくくなるため、いつもの「味」と違って感じます。鼻をつまんだ状態と、鼻を開けた状態で同じ食べ物を食べ比べてみると、その違いがよく分かると思います。
 ミラクルフルーツとギムネマは、どちらも日本の屋外で一年中簡単に育てられる植物ではありません。ミラクルフルーツは西アフリカ原産、ギムネマはインドなどの熱帯・亜熱帯地域に生育する植物です。もちろん、どちらにも種があります。植物そのものに興味を持ったのであれば、果実や種がどのような形をしているのか、どのような温度や環境で育つのかを調べて比較してみるのも面白いですね。
 そして、「研究をしてきて一番大変だったこと」「今も研究中のこと」という質問ですが、私は16歳の頃からミラクルフルーツに興味を持ち、研究を続けてきました。研究では、思ったような結果が出なかったり、何度も試行錯誤したりすることがあります。しかし、そこで「なぜだろう?」と考え続けることから、次の研究につながっていきます。
 そして、今も研究していることの一つが、皆さんにどのような授業をすれば、より興味を持って理解してもらえるのかを考えることです。皆さんが書いてくれたレポートを読み、「何に興味を持ったのか」「どこに疑問を持ったのか」「授業を受けて考え方や行動がどう変わったのか」を確認し、次の授業につなげています。ですから、皆さんのこのレポートも、より良い授業をつくるための大切な資料になっています。



Cさん 

 今回の講義で、人が味を感じるしくみをよく理解することができました。動物はみんな同じように味を感じていると思っていたので、動物によって味蕾の数が違うと聞いたときはとても驚きました。さらに、草食動物は毒を見分けるために味蕾の数が多かったり、チョウは卵を産むときに葉に毒がないか確認するために手に味蕾があると知り、動物の体は生き抜くためにさまざまな工夫をしているのだと感じました。
 人間も、もともとは生きるために味覚が必要だったのに、進化するにつれて「味を楽しむ」という役割が大きくなっていることを知り、とても興味深かったです。ミラクルフルーツとギムネマの実験では、本当に味が変わることを体験し、驚きました。ミラクルフルーツやギムネマを最初に発見した人は、きっと私たち以上に驚いたのだろうと思います。
 とてもおもしろい講義をしてくださり、本当にありがとうございました。



Dさん 

 ギムネマを食べるときは少し不安でしたが、本当にチョコの味がしなくなり、すごいと思いました。赤ちゃんには味蕾が1万2000個もあると聞いて、とても驚きました。私は赤ちゃんが一番少ないのだと思っていたので、まさか一番多いとは思いませんでした。
 もう一つ驚いたのは、サルと人間には「別腹」があるという話です。サルと人間は似ている部分が多いのだと感じて、興味深かったです。
 私は好き嫌いが多いタイプなので、成人すると考え方や味覚が変わって、野菜を食べられるようになれたらいいなと思いました。母も昔は食べる瞬間は苦手だったけれど、あるとき急においしいと感じるようになったと言っていたので、私もその時が来るのを待ちたいです。
 途中の話で、ゲーム機のカセットには苦い薬が塗られていると知り、赤ちゃんが誤って口に入れても「苦い」と感じて出すように工夫されていることを初めて知りました。考えた人は本当にすごいと思いました。
 ミラクルフルーツとギムネマを食べてみて、ミラクルフルーツを食べたあとは本当に甘く感じてびっくりしましたが、とても楽しい体験でした。すてきな講演をありがとうございました。



Eさん 

 味覚を感じているのは舌だけではなく、上あごやのどでも感じていて、味蕾があるから味を感じられるということを初めて知りました。味蕾の数は人と動物で大きく違い、草食動物は多く、肉食動物は少ないという理由も詳しく理解できました。草食動物は自分で毒に気づかなければならないけれど、肉食動物は毒のないものだけを食べるため、味蕾の数が違うという話はとても納得できました。
 このことを知って、草食動物は「まだ食べたことがないけれど食べられるもの」があるかもしれないのに対して、肉食動物は「もしかしたら食べられるかも」という選択肢がないので、食べ物の世界は草食動物の方が広いのかもしれないと感じました。
 人にとってのおいしさは情報からも影響を受けるという話にも納得しました。みんなが「おいしくない」と言っていると自然とおいしく感じなくなるし、「おいしい」と言われるとおいしく感じることは、私自身も何度も経験したことがあります。これからは情報にまどわされず、自分の味覚を大切にして、自由に味を感じられるようになりたいです。
 ミラクルフルーツやギムネマを食べると味が変わるという体験は、今までにない不思議な経験でした。最初は「本当に変わるのかな」と思っていましたが、食べてみると本当に味が変わり、とても感動しました。ミラクルフルーツは味蕾の上にくっつくだけなのに対して、ギムネマは鍵穴を完全にふさいでしまうので、ギムネマの方が効果が強いのだろうなと感じました。
 今日はお忙しい中、興味深い講義をありがとうございました。