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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2008/12/4に実施した山陽学園短期大学2年の皆さんのレポートです。

講演風景1 講演風景2


AクラスBクラス


■Aクラス

Aさん 

 配布された資料には「味覚情報処理」と書いてあったので、とても難しい講義だと思っていました。ですが、”ミラクルフルーツ”や”ギムネマ”を使い、実際に自分自身で体験しながらの内容だったのでとてもわかりやすかったです。
 ミラクルフルーツはテレビや高校の授業(生物)の時に聞いたことがあるので、食べることによって酸っぱい物が甘く感じられるのは知っていました。ただ、今回頂いたもののように、タブレット状になっているのは初めてでした。ギムネマも初めてで苦味が強く砂糖を口に含んだ時は砂のような感じでした。
 「人にとってのおいしさとは」の説明では「なるほど」と思う点が多々ありました。例えば、偽装表示(偽者でも○○牛(ブランド)ですと表示されているとおいしく感じる)です。自分みたいな素人だったら絶対そうなるだろうと思いました。
 次に、ポカリです。山の頂上まで登って一番おいしかったものが、今のポカリだというのには驚きました。ポカリは好きでよく飲むのですが、作る過程でそのような努力をしているのは初めて知りました。
 味覚障害に関しては授業で習って、亜鉛不足が原因だと知っていたので、海藻とか貝類をしっかり食べるよう心がけていますが、毎年24万人も発症しているのは知りませんでした。
 今回の講義で味を感じる事がどれほどありがたいことなのか、改めて実感する事ができました。また、貴重な苗(自分が思っていたものより小さかったです)を見せていただいてありがとうございました。



Bさん 

 食事を味わい楽しむ事は、人間が許された贅沢でもあり幸せでもあると私は思っている。私は犬を飼っていてなぜ犬などの動物は、毎日同じ物を飽きずに食べるのか不思議だった。自分の中では動物は人間に比べて味蕾の数が少ないから、同じ物が食べれると決めつけていた。味を感じる仕組み、おいしさは何かなど、味覚は生きていく条件の上で栄養的に必要な物が何かということが、密接に関係している事が島村先生の講義で初めてわかった。
 私は短大で栄養学を学び、短い期間の中で代表的な疾病に応じた食事の献立作成や実習を行って、食べたくても食べれない方が豊かな食生活を送るには、おいしく食事を摂る必要があると感じていた。人間の味覚で塩味や甘味などが無くてもおいしく感じられる、新規の味物質が見つかれば、人間の健康維持に繋がると思う。島村先生の味覚修飾植物がもっと身近で、簡単に摂取できるようになれば、食事を楽しめる人が増えると感じた。
 味を感じる仕組み、おいしさが何かなど、味覚に関することは未知の部分がまだまだ多いと思うが、人間の健康維持・疾病予防だけでなく、食育促進として幅広く活用してもらいたいと感じた。



Cさん 

 私はミラクルフルーツというものがあるというのは知っていたが、酸っぱい物を甘く感じさせるということも知らなかったし、ミラクルフルーツの他にも、食べ物の味を変えずに舌にイタズラをして違う味にするという植物がたくさんあるという事は知りませんでした。
 実際にギムネマを食べてみてそのあと砂糖とチョコレートを食べたが、味が全くなくなり不思議な感覚でした。やってみる前は本当なのか?と思ったけど実際にやってみると、味がなくなりすごいなと思いました。ミラクルフルーツも絶対酸っぱいと思っていたので、飲みたくなかったけど飲んでみるとすごいおいしくてビックリしました。このミラクルフルーツは、育つのにとても時間がかかるし、簡単にできる物ではないけれど、本当に糖尿病の人にたくさん使用してほしいと思いました。甘い物が食べられないから、甘い物が食べたいと思っている方もたくさんいると思うし、ちょっとくらいいいかと思って食べてしまって、また血糖値が上がってしまうというのならミラクルフルーツを食べれたらきっといいと思いました。もっと簡単に作れたらいいなと本当に思いました。
 好き嫌いに関しては、自分ではなぜコレが嫌いなんだろうということは考えた事がなかったけど、生まれて初めて食べた物が青いトマトだったとか、食事をしている時に嫌な事があったとか、食中毒になったとかによって嫌いになることもあるんだと知って、自分でもこういうことがあったのかなと少し考えさせられました。自分の子供には食事をしている時は自分がおいしそうに食べたり、怒ったり嫌な思いをさせないようにしようとすごく思いました。それも物心がつく前からきちんとしようと思いました。好き嫌いは環境に影響するという事が理解できてよかったです。自分も今嫌いなものを調理法を変えたり、何回か食べたりして克服しようという気になりました。これから苦い物がおいしくなるかもしれないので、お茶やコーヒーなども飲んでみようかなと思いました。




■Bクラス

Aさん 

 今回の講義で味覚の事から教わり、なぜ、ギムネマやミラクルフルーツを食べて、甘い食べ物が甘くなくなったり、酸っぱい食べ物が甘くなる理由がわかりました。
 ハエやチョウチョが手をこする行動やヘビやニワトリのように食べ物を丸呑みにする事は、味蕾の数が関係する事を知り、なるほど!!と思いました。
 好き嫌いのメカニズムでは、子供の頃の味覚の形成が重要という事を学び、将来子供が生まれたときに今回の講義で学んだ事を活かしていきたいです。



Bさん 

 味覚について教科書では詳しく習わなかった事が今回勉強できとても為になった。まず、"ミラクルフルーツ"という植物があることを知らなく、味が変わると聞いてとても興味を持った。テレビでレモンを生で食べたあと、何かを食べるとすごく甘くなったというのをやっていた事を思い出し、私もいつかやってみたいと思っていた。そしてなぜ味が変わるのか、舌の味蕾細胞の働きから、味の仕組みについてまで味に関することを説明していただき、なぜ味を感じるのか理解を深める事ができた。また、味蕾細胞の数・場所は動物によってそれぞれ違うことも初めて知り、とてもロマンチックだと感じた。手にあれば触るだけで物が判断できる事や、ヘビにはほとんど無い事、ナマズには全身で感じることができるため、餌や敵から逃れられる事、すごく聞いていておもしろかった!
 一番驚いたのは、ミラクルフルーツを食べ味を比較した事!レモンヨーグルトは酸っぱく食べられない物だったし、グレープフルーツジュースも普段から好まなく、柑橘類は苦手でしたがミラクルフル−ツを舌全体に広げて食べてみると…あら不思議、本当に甘味に変化して、とてもおいしく感じた。コレがあれば普段なかなか摂取できない、ビタミンCをおいしく摂取できるし、甘く感じる反面カロリーも抑制できるので、日常生活にあればどこかで役に立つのでは…と考えた。
 今回はとてもわかりやすく味覚について教えていただき、納得のいく授業になった。本当にありがとうございました。



Cさん 

 この授業ではとても貴重な体験をさせてもらったと思います。"ミラクルフルーツ"はテレビ等で聞いたことがありましたが、"ギムネマ"はこの授業で初めて耳にしました。
 島村先生は私たちに教科書を読むだけの授業ではなく、実際に味覚に体験をさせてくれて、とても印象に残る授業になりました。
 話の中で特に印象に残った事は、子供の好き嫌いについてで、子供が好き嫌いをなくす方法や、なぜ子供は苦味や酸味のあるものが苦手なのかなど不思議に思っていた事が理解でき納得する事ができました。
 また機会があれば先生の興味深い講義をうけれたらいいなと思っています。