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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2008/11/5に実施した名古屋市立広路小学校6年 1・2組の皆さんの感想です。

講演風景1 講演風景2


1組2組


■1組

Aさん 

 僕はこの授業を受けて味覚についてすごく興味を持ちました。
 まず最初に不思議だなと思ったのは、人にとっての味覚の5つの中に「うま味」があることです。甘味や酸味などなら納得できるけど「うま味」という物があると言っても想像がつかないからです。
 次に不思議だと思ったものはミラクルフルーツやギムネマ、クルクリゴなどの「味覚修飾植物」です。味覚修飾植物のほとんどが、マレーシアやインドなどの比較的暖かい地域が多いような気がします。
 僕は味覚障害という病気は聞いたことがあるけれど、詳しくは知らなくても、別に詳しく知ろうともしなかった。
 味蕾が20〜30日で生まれ変わってる事も知らなかったし、味蕾が亜鉛からできている事も知りませんでした。
 僕は、これから味覚障害にならないようにして、じっくり味わって食べ物を食べたいと思います。



Bさん 

 私はこの特別授業で始めてミラクルフルーツやギムネマのことを知りました。
 まずはじめに、味蕾についての勉強をしました。味蕾というものは、5種類の味を感じる事ができます。甘味・うま味・酸味・苦味・塩味などがあり、これらを組み合わせて和食・中華・洋食などができます。
 私は初めてギムネマを食べて、はっきり言ってしまうとまずかったけど、おもしろい体験ができてよかったです。
 もしこの特別授業がなかったとしたら、私も興味を持たなかったと思います。なので、この経験を活かして、研究をしたいです。また、ミラクルフルーツはどういった病気に役に立つかがわかったりして、他の病気にはどうなのか調べてみたいです。



Cさん 

 私は今回の授業で、今まで全く知らなかったことがたくさんわかって、とてもビックリしました。味蕾とかなら知っていたけれど「味覚修飾物質」「味覚修飾植物」なんて、今まで聞いたこともない名前でした。植物が味を変えちゃうなんて、とても不思議だなぁと思いました。ギムネマのギムネマ酸やミラクルフルーツのミラクリンが、舌の味蕾にいたずらをして、甘い物を感じさせなくしたり、酸っぱい物を甘くしたりする力を利用して、糖尿病とかの患者さんを助けたりするのは、もっともっとたくさん活用されるといいなと思いました。
 それに、「そのまま食べると酸っぱいケーキ」などの和菓子がまだ開発されていないので、これからお菓子を作る時には試してみようと思います。
 今回の授業でいろいろなことを知って、とても楽しい授業だったです。



Dさん 

 僕は最初「人間に味覚を変えれるわけがない!」と思っていましたが、ギムネマの「ノットスイート」の実験で、僕は「すごい!人間の味覚は変えられるものなんだ!」と思いました。
 僕はそのあとのミラクルフルーツの実験でも同じ思いになりました。
 そして、動物別の味蕾の数、人間の感じる味の数などのいろんな情報を聞いていくうちに「人間ってすごい生き物だなぁ」と思いました。
 僕は小学校生活最後の年にこんな貴重な授業が受けれてとても嬉しく思っています。本当に貴重な体験をありがとうございました。




■2組

Aさん 

 僕はミラクルフルーツという果物は知っていましたが、ギムネマという植物は知りませんでした。何が起きるかもわからないし、僕たちは何も知りません。でも島村光治先生は例えをうまく使って、何も知らない僕たちにわかりやすく教えてくれました。また、味覚障害という怖い病気の予防、症状などを詳しく教えてくれました。さらに、ミラクルフルーツ、ギムネマの実物を持ってきてもらったり、そのものをなめるとどんな事が起きるのかを体験させてもらいました。
 なぜ味蕾と蕾という字は「つぼみ」なのか、コンピューターで説明してもらったり、赤ちゃんはなぜ味蕾が多いのか、違う生き物はいろいろな場所に味蕾があるのかを教えてくれました。人にとっての味覚が何種類あるのか、また、それはどの食べ物、どの物質なのかをじっくり教えてもらいました。
 最後に僕たちは6年生にして有名な方に会えて自慢できます。詳しく調べたいです。



Bさん 

 最近、日本でノーベル賞を受賞した人がたくさんいました。物理学賞と化学賞を受賞しています。その人たちは、生命の謎、科学の謎に目を向けているだけに、今日の人の体の謎という、自分でも実験したりする身近な事だったので、楽しかったです。
 一番心に残った事が、健康である嬉しさです。糖尿病や、味覚障害になるのは辛い事です。ギムネマをはじめとする、味覚修飾植物で、その人たちの気持ちがわかりました。よく考えてみればその実験も味覚が無いとできません。
 この実験は楽しかったけど、同時に「健康」は「普通」ではなく「幸せ」という事もわかった気がします。
 今はわからないことがたくさんあるし、また新しい疑問ができます。大人になったらいろいろな不思議な事に挑戦し、謎を解きたいです。



Cさん 

 私は今回の授業でものすごく心に残った事が2つあります。
 1つ目は、人間の味蕾は成人の時より赤ちゃんの時のほうが数が多いということです。味蕾が多い理由は「赤ちゃんは何でも口に入れるから、それが本当に安全かどうかを判別するため」と聞いて、なるほど!と思いました。大人になるにつれて数は減っていく事から、、人にとっての味覚「経験と学習」の意味がよくわかりました。
 2つ目は、ナマズの味蕾は約20万個あり、それらが体の表面についているということです。餌は水中にあるので「水の味」を感じて、食べてもよいかを判別しているらしいのです。
 私は味覚についての説明を聞いている間、知らないことを学習して知識にするのはとても楽しくて面白いことだと思いました。これからは、学校での勉強以外にも、ちょっと周りに目を向けて、少しでも興味を持った事を追及していこうと思います。
 楽しい授業、貴重な体験をありがとうございました。

 



Dさん 

 僕は元々「味を感じるかなんて生まれつきなんじゃないの?」と思っていました。でも先生の授業は、実験を取り入れながら、僕たちに理解させていくのでとても楽しかったです。
 その中で特におもしろかったのは、ギムネマとミラクルフルーツの性質でした。ギムネマを食べた後に、砂糖やチョコレートを食べても甘味を感じなかったのはとても不思議でした。またミラクルフルーツもタブレットになっている物を食べた後に、レモンを飲んだらすごく甘く感じて「自分の舌はちょっとした物を食べるだけで、味覚が変わってしまうなんてどうしよう」と思ったりしました。
 今回の実験ですごくいいことを教えていただいた事、先生に感謝します。