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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2006/12/7に実施した大仙市立四ツ屋小学校6年生の皆さんのご感想です。


Aさん 

 今日のスイートマジックショーでは、体験しながら勉強ができて、とても楽しかったです。その中で、特にしっかり覚えておこうと思ったのは「好ききらい」のことです。わたしは好ききらいが多いので、頭の中の情報を書きかえて、少しずつ直していこうと思いました。
 赤ちゃんの味蕾が12,000個もあると聞いて、とてもびっくりしました。今のわたしには、どれくらい味蕾があるのかなあと考えてしまいました。
 ギムネマを食べてから甘いものを食べると、なぜ甘く感じないのかふしぎでしたが、「ギムネマが甘味の鍵穴に入ってしまうから、甘味の成分が入れなくなる」という説明を聞いて、なるほどと思いました。
 また体験できる機会があったら、ぜひやってみたいです。今日は本当に楽しかったです。家に帰ってお母さんにも試してもらったら、甘いものが苦手なお母さんは「けっこういいねぇ」と言っていました。



Bさん 

 島村光治先生へ。
 ぼくは、甘いものの味がしなくなったり、すっぱいものが甘く感じられたりするなんて半信半疑でした。でも、実際に体験して本当にそうなったときは、とてもびっくりしました。
 舌のことについても、いろいろな発見がありました。人間の味蕾は6,000〜9,000個ですが、赤ちゃんは12,000個、なまずは200,000個もあると聞いて、さらにびっくりしました。生き物によってこんなにちがうなんて、想像もしていませんでした。
 ぼくは味覚障害になりたくないので、これからの食生活に気をつけたいと思いました。加工食品ばかりに頼らず、亜鉛がふくまれる食べ物もしっかり食べようと思います。
 めったにない機会を、ぼくたちのために時間をつくってくださり、本当にありがとうございました。とても楽しく、勉強になる講義でした。



Cさん 

 私は、ギムネマの葉をかじってから甘いものを食べると、甘く感じなくなることにとてもおどろきました。それも、食べ物そのものが甘くなくなるわけではなく、舌の味蕾にある“甘味の鍵穴”がギムネマによってふさがれてしまうからだというしくみを初めて知りました。
 でも、「ギムネマは苦いのに、どうして甘味の鍵穴に入るんだろう?」という疑問もわきました。こういう“ふしぎだな”と思う気持ちは、とても大切だと思います。
 味覚地図が間違いだったということも、今日初めて知りました。味蕾や鍵穴のしくみは少しむずかしかったけれど、説明を聞いてよく分かりました。
 好き嫌いを直す方法も教えていただいたので、私も少しずつチャレンジして、苦手な食べ物を食べられるように努力したいと思います。
 たくさんのことを教えてくださり、本当にありがとうございました。



Dさん 

 今日のスイートマジックショーは、体験しながら勉強ができて、とても楽しく、ためになる時間でした。いつもはただ「おいしい」「まずい」「甘い」「苦い」「すっぱい」と思うだけで食べていましたが、深く考えてみると、食べ物のことや舌のしくみなど、今まで知らなかったことがたくさん分かりました。
 味蕾や、味を感じるしくみが“鍵と鍵穴”の関係になっていること、生きていく上で役に立つものがおいしいと感じること、味覚修飾物質は食べ物の味を変えるのではなく、舌の味覚を一時的に変える物質であることなど、大切なことをたくさん学べました。植物の名前も覚えられてよかったです。
 ほかにも、もっといろいろなことを知りたいと思いました。またこのような機会があったら、ぜひ体験してみたいです。



Eさん 

 今日のスイートマジックショーでは、貴重な体験をさせてもらい、味覚についてとても勉強になりました。後から資料を読み返してみると、いくつか疑問も出てきました。
 まず、食べ物同士を合わせることで味覚をいたずらするような物質ができるのかということです。前にテレビ番組で「みかんとしょうゆでイクラの味がする」という実験を見たことがありますが、これも味覚だけでなく、においや見た目など、いろいろな感覚が組み合わさって起こる現象なのかもしれないと思いました。
 次に、動物にとっての味覚は「生きていく上で役に立つものがおいしい」と島村さんが言っていましたが、人間はどうなのかという疑問です。酸味や苦味にも体に役立つ成分があるのに、どうしてピーマンやセロリなどを嫌う人が多いのか。もしかしたら、唾液と混じることで味が変わったり、味蕾でうまく判別できなくなることがあるのかもしれない、と考えました。
 また、食べ物が乳頭に取り込まれるとき、唾液と混じって水溶液になる必要があるのはなぜなのか。味を変える働きはあるけれど、味の成分そのものは変えないのかという点も気になりました。
 さらに、ミラクルフルーツやクルクリゴにふくまれるタンパク質は、酸に触れると甘く感じさせる働きがありますが、普段私たちが体内で吸収しているタンパク質とはどこが違うのかという疑問もあります。ギムネマとミラクルフルーツの両方に「味覚修飾物質」という成分がふくまれていますが、それぞれの味覚修飾物質にはどんな違いがあるのかも知りたいと思いました。
 もし機会があれば、また島村先生の講演を拝見したいです。

島村のコメント
 みかん+しょうゆでイクラの味がする理由
 これは「味覚」だけではなく、におい・見た目・食感が組み合わさって起きる現象です。 しょうゆの香りの成分が、イクラの香りと似ている部分を持っているため、脳が「イクラだ」と判断してしまうのです。 つまり、味だけでなく、においの力がとても大きいということですね。
 ミラクルフルーツやギムネマは味覚修飾とお話しましたが、食べ物の味を変えるのではなく舌にイタズラをして一時的に味覚を変える物質の作用で別の味が感じられたということですので、食べ物の味が変わって感じられる現象でも仕組みは全く異なります。ミラクルフルーツにはミラクリンというタンパク質、ギムネマにはギムネマ酸という配糖体の働きで変わります。詳しくはこちらからご覧ください。
ミラクルフルーツの仕組みギムネマの仕組み