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■ Q&A


Q&A(味覚修飾植物全般)

味覚修飾植物全般に関するご質問とその回答です。


1.ミラクルフルーツやギムネマが味覚を修飾する仕組みを教えてください。
島村のコメント
私達が味を感じる仕組みは鍵と鍵穴の関係ということをQ&Aの味覚のところでお話しました。
それでは、なぜ、ミラクルフルーツやギムネマを食べた後に食べた物の味が変わってしまうかをお教えします。(以下は分かりやすく解説したものです。厳密にイオン等の仕組みを知りたい方はメールして下さい。)
まずはギムネマですが、ギムネマの葉に含まれるギムネマ酸が舌の甘味の鍵穴にぴったりとはまります。そして、甘味の鍵穴に居座ります。そのため、甘いものを食べても甘さだけを引いた味(砂糖は甘さを取ったら何も残らないため、砂を食べている感じがします。)になります。砂糖の入っていないお茶などは味が変わりません。
ミラクルフルーツの場合はギムネマの場合よりは複雑で、ミラクルフルーツに含まれているミラクリンというタンパク質が、舌の甘味の鍵穴にくっつきます。それだけでは何も味は変わりませんが、そこで酸っぱいものを食べると、酸とミラクリンが反応して舌の甘味の鍵穴を強く刺激します。そのため、酸っぱいものを食べているのにもかかわらず「甘い」という信号が脳に伝わります。
しかし、酸味の鍵穴をふさいでいるわけではありませんので、レモンがケーキのように甘くなるのではなく、レモンジュースを飲んでいる感覚程度の甘さになります。


2.原産地の方は味覚修飾植物をどのように生かしているか教えてください。 
  
島村のコメント
味覚修飾植物の原産地では古くから現地の人はこれらの植物を生活に役立ててきました。
ミラクルフルーツの原産地である西アフリカでは、現地の方は酸っぱいヤシの酒や発酵した酸っぱいパンを食べる習慣があり、ミラクルフルーツは毎日食べております。


3.ギムネマとミラクルフルーツを同時に食べるとどうなりますか? 
 
島村のコメント
結論から言うとギムネマを食べた時と同じ状況になります。
これは、それぞれの成分(ミラクリン、ギムネマ酸)が味覚を修飾する仕組みを考えると簡単に理解することができます。
ギムネマ酸は舌の甘味の鍵穴をふさいでしまいます。その時点でミラクリンが舌の甘味の鍵穴に付着しても効果を発揮することができないからです。


4.味覚修飾植物を食べてから、味覚はどうやって元に戻るのですか? 
 
島村のコメント
私達の口の中には常に唾液(よだれ)が分泌されています。この唾液が舌に付着した成分を徐々に洗い流してくれるため、味覚は元に戻ります。そのため、一般的に唾液の分泌量多い育ち盛りの人は、味覚が元に戻るのが比較的早いですが、ご年配の方など唾液の分泌量が少ない人は味覚が戻るのに時間がかかる場合が多いようです。

しかし、最近はストレス等の要因で若い人でも唾液が少ない人も増えていますし、食べ物が昔と比べてやわらかくなったため、噛む回数が少なくなったため、唾液の分泌量は少なくなっているようです。


5.味覚修飾植物の今後の可能性について詳しく教えてください。

 
島村のコメント
味覚修飾植物はお遊びだけではなく、いろいろな可能性を秘めていると思います。
例えば、名古屋市とお医者様と共同で研究をしていますが、糖尿病患者さんの生活改善の補助につかえる可能性があります。酸っぱくて糖分のないものが甘く感じるわけですから、糖尿病患者の甘いものを摂りたいという欲求は満たされ、糖分は摂取しないわけですから。
他には、レモンがエコノミークラス症候群の予防に効くため、レモンを摂取しやすくするため、また、長距離走者のビタミン補給など可能性はたくさんあると思います。


6.市販のギムネマ茶はダイエット効果がありますか? 
島村のコメント
ギムネマには舌で甘味を感じさせないだけではなく、小腸でも糖分の吸収を抑制する働きがあります。そのため、原産地インドでは千年以上も前から糖尿病患者の薬として使われてきた経緯があります。小腸で糖分等の栄養分を吸収する仕組みも鍵と鍵穴の関係に例えることができます。
しかし、日本で販売されているギムネマ茶は飲みやすくするため、ブレンド品がほとんどです。ギムネマ100%であることを確認してから購入してください。


7.ミラクルフルーツの保存法を教えてください。
 
島村のコメント
ミラクルフルーツに含まれているミラクリンは熱に弱いため、保存するには冷凍する必要があります。しかし、凍らせてしまうとその種から芽を出すことはありません。